歩行改善トレーニング（腸腰筋編）

トレーニングをされている方で（腸腰筋）と言う筋肉を聞いたことがあり方もいるかと思います！

しかし、その（腸腰筋）を何の為にどう活かしていくかを知らない方も多いかと思います！

まず、（腸腰筋）と聞いて良く上がるのが、腰痛時の不調改善でアプローチすることにより

腸腰筋群の大腰筋や仙腸関節の緩和に繋がったり、体幹周りの神経系の圧迫を軽減し

腰痛改善へと繋がると言うシーンで出てきます！

　

その他では、反り腰・平坦腰のアプローチをする際に、弛緩に対しての筋力強化や

筋硬化の弛緩作用目的でのアプローチでもよく出てきます！

　

ですが、トレーニング（運動）をする際に限っては、

次いでの運動になったり、ヒップアップを行うに当たってのたまたま使っていた！

と言うことがとても多いです！

何が言いたいかと言うと、

（腸腰筋）へ目的を持ってアプローチすることがとても大切になると言うことです！

　

そもそも（腸腰筋）の作用は、

・股関節の屈曲（足を前に上げる動作）

・骨盤の前傾に必要な役割

などがあります！　

　

そこで、今回のトレーニングは、

歩行時の姿勢を綺麗にするための（腸腰筋）アプローチトレーニングになります！

　

通常、立位の状態で、腿上げを行っても腸腰筋のアプローチになるのですが、

立位の状態で行うと体幹が後方に流れたり、モモを上げたタイミングで状態を維持することができずに

かえって、骨盤の側部に負担をかけて腰痛にリスクを上げてしまいます！

また、骨盤の側部への負担が増えると言うことは、

歩行時の（膝痛）の発症率も高くなります！

　

代償に代償が重なっては、本末転倒ですので、

その癖を治すために今回は、

仰臥位（仰向け）で行います！

※気をつけると良いポイント

・腕を上げバーや棒を掴む

・腰が反らないようにする

・片方の股関節に柔らかいボールを挟み股関節を固定する

・動作時、腰が反らない

・できるだけ両膝が曲がらないようにする

といった注意点に気をつけて運動を行ってみてください！

　

これを行うことにより、

普段の歩行動作は飛躍的に改善し、歩行を行うことにより、

良い姿勢を維持することに繋がります！

　

カラダが硬い方は、立位で高く膝を持ち上げてキープから始めてみましょう！

その間に、体幹の柔軟性と臀部・ハムストリングス（モモ裏）の硬化を軽減することにより

動画の動作が行いやすくなるためオススメです！

ちなみに、カラダが硬い方がいきなりやっても

そもそも、足が上がらない、股関節付近が攣ると言ったリアクションが起きるため、

段階を間違えずに行っていきましょう！